なるべく歯を抜かない成人矯正

なるべく歯を抜かない成人矯正

堀口歯科が矯正治療において掲げる目標のひとつは、なるべく患者さまの歯を抜かないことです。昔は、たとえば「歯が10本あるべき場所に12本の歯が生えているので、2本は抜きましょう」という治療が普通でした。
しかし当院は、全体のバランスを重視した、歯を抜かずにすむ治療ができないかを第一に考えています。本来、子どもの頃に成長していることが望ましかった顎の骨の形に導き、噛み合わせを美しく整えます。

受け口、出っ歯、すきっ歯、開咬、乱杭歯(でこぼこ)などのお悩みがある方は、当院へご相談ください。

矯正治療のメリット

しっかり噛めるようになる

しっかり噛んで咀嚼できるようになり、唾液の分泌が促されて胃腸への負担も減ります。さらに、噛む力は学習や運動の能力にも影響があるといわれています。

虫歯や歯周病の予防につながる

歯並びがきれいに整うことで、汚れやばい菌がたまりにくくなります。

全身のバランスが補正される

噛み合わせは、全身の骨や筋肉のバランスにも影響しています。歯並びがよくなることで滑舌、肩こり、腰痛などが改善する場合があります。

自信を得る

顔の輪郭が整うことで自信ができ、日々の笑顔が増えて前向きで積極的な性格になったという方もいらっしゃいます。

予防としての小児矯正

予防としての小児矯正

当院はお子さまの歯並び・噛み合わせの早期治療をおすすめしています。歯並びが完成してしまってから治すより、成長過程で望ましい歯並び・噛み合わせに誘導する方がさまざまな負担が大きく軽減されるためです。

  • 理想的な顎の骨の成長に導くことができ、永久歯も正しく配置される
  • 悪い歯並びの原因となる生活習慣などを早期に正すことができる
  • 治療期間が短縮され、シンプルな治療内容ですむ可能性が高くなる

歯並びの乱れは、食事の際に片方だけで嚙んでいたり、頬杖、口呼吸、姿勢の悪さなど日常のちょっとした習慣・習癖が原因で起こりうるものです。
さらに「食べるとき、地面に足がついているか」「口に入れたものを何回嚙んでいるか」といった、「何をどう食べているか」もとても重要な影響を及ぼします。
それらを早期に把握して正すことができれば、幼少期に起こる顎の成長をよい方向へ導き、不正咬合を防ぐことができます。

成長してから顎の骨を変えるとなると大がかりな治療になりがちですが、成長途中であれば、スムーズかつシンプルな治療方法の選択肢が広がります。ご自宅での毎日の行動を改善することが重要ですので、時間をかけて保護者の皆さまの支援をしてまいります。

顎顔面矯正と筋機能矯正で効果的に美しい歯並びと顔に

歯並びが悪くなる原因のひとつに、「上顎の劣成長」があります。つまり、上顎が十分に成長できていないためにスペースが足らず、歯が無理に生えて噛み合わせが乱れるというわけです。
また上顎のスペースが足らないと、本来であれば上顎にくっついた状態の舌が低い位置に落ち込んでしまい、気道が開かなくなって呼吸も上手く行かなくなってしまいます。
顎顔面矯正では「急速拡大装置」を用い、顎の骨全体の発育をコントロールして広げていきます。筋機能矯正では、正しい呼吸、嚥下、姿勢、発音、舌の位置、舌の力をトレーニングして歯並びだけでなく、健康な体に発育させます。これは5~12才頃のお子さまに特に効果的な手段です。

インプラントを使った矯正治療も

インプラントを使った矯正治療も

一般的な矯正装置だけでなく、インプラント(数ミリの小さなピンのようなもの)を埋め込んで土台にし、効率よく歯を移動させる方法もあります。
埋め込みにあたっては麻酔を行うので、痛みは少ないです。
歯の位置を的確にコントロールできるだけでなく、治療期間が短く、身体への負担も軽減されるためお選びになる患者さまが増えている方法です。